この項目は書籍『バックラッシュ! なぜジェンダーフリーは叩かれたのか』についてのものです。バックラッシュ現象そのものについてはバックラッシュを参照。
バックラッシュ! なぜジェンダーフリーは叩かれたのかは双風舎が2006年に出版した論集。 著者は上野千鶴子、宮台真司、斎藤環、小谷真理その他。
概要[]
ジェンダーフリーや男女共同参画に対するバックラッシュの言説を検証し反論するとともに、それらが生じ支持を集める社会的要因を分析。ジェンダーフリーという言葉やその他の課題に対する立場は論者によってさまざまであり、必ずしも一貫性はない。 有志により2006年6月末の発売の前後2ヶ月間にわたって発売記念キャンペーンブログが毎日更新で展開された。
目次[]
- まえがき by 編集部
- I. バックラッシュとは何か?
- 宮台真司 ねじれた社会の現状と目指すべき第三の道 ——バックラッシュとどう向き合えばいいのか——
- II. 嗤う日本のバックラッシュ
- III. 男女平等のアカルイミライ
- IV. ジェンダーフリー再考
- ジェーン・マーティン+バーバラ・ヒューストン ジェンダーを考える
- バーバラ・ヒューストン 「ジェンダー・フリー」概念に関するコメント
- 山口智美 「ジェンダー・フリー」論争とフェミニズム運動の失われた一〇年
- V. バックラッシュの争点を探る
- VI. バックラッシュを乗り越えるために
- 上野千鶴子 不安なオトコたちの奇妙な〈連帯〉 ——ジェンダーフリー・バッシングの背景をめぐって——
- 執筆者紹介
関連項目[]
- バックラッシュ
- 邪神デビューボ